小泉さん、プロテイン、精密機械

先週の日曜日、サッカー部のOB戦。小泉さんは躍動していた。ちょっとでも舐めたプレーしたら、ボールをかっさわれた。股抜き狙ったら読まれて完封された。自分まだまだでした。

和やかな雰囲気の中でも真剣にばちばちやってくる小泉さんを見て思ったのは

『やっぱあの人はサッカーに嘘つけねぇな』

ということでした。

サッカーに対して、誠心誠意向き合った小泉さんは徹底的に節制して(小泉さんが引退後にラーメンを食べたというだけ話の種になるくらい)、よく小平で自主練して(一年の時、先輩から小平で自主練してたら小泉さんに会うかもねってよく言われた)、初動負荷でトレーニングを重ねていた(おかげで初動負荷の信者が増えた)と聞いてます。今の部員でそこまで、サッカーに対して誠実な人間はいるでしょうか。うちの部は強くないし、上手い奴も数えるくらいしかいなです。だからすぐにごまかしが効きます。トラミやパスミスもごまかせる。だから、根本的な技術の改善が全体を通して見られないのだと思います。

小泉さんは決してガタイがでかいわけでも、足が速いわけでもドリブルで何人も抜くような選手じゃなかった。でも、ピタッとボールを止めて、すごい綺麗なパスを出してた。正確な読みでのカバーリングも凄かったけど、でもやっぱりいちばんの基本である止めて蹴る、をあれだけ正確にやるのがすごいと思います。

去年の秋のリーグ戦前の東工との練習試合前、OBとして試合を見に来ていたゲイゲイさんと小泉さんは対面パスみたいな形でボールを蹴ってました。その時の小泉さんのキック、トラップは一切乱れる事なく、機械みたいに正確だった。一個一個のプレーに対して拘って、サッカーに対して嘘つかない四年間で積み上げたものを、小泉さんが引退したあとになってその凄さがわかった気がします。去年の夏、蓮さんに食事に連れて行ってもらった際、僕は蓮さんに『蓮さんが三年の頃、急に蓮さんがベンチに下げられて、代わりに小泉さんがスタメンになったけど、嫌じゃなかったですか?』って聞いた事があります。その時の蓮さんの答えは『んなわけねぇだろ。小泉さんほど練習してる人は他にいないし、あの人にポジション取られて何も言えるわけねえよ』って言ってました。蓮さんも、練習後に自主練をしてるイメージがありましたが、そんな蓮さんにそこまで言わせる小泉さんはどんだけ練習していたのでしょうか。

サッカーを始めた頃は、パスミスヤトラミをしても足の速さでごまかせた。でも徐々にレベルが上がってきて、一つのパス、一つのトラップがチームにとって致命的なミスになる事も、勝利につながるという事も理解してきた。その中で、これだけ基礎的なことを100やって100できない自分に腹がたつし、完璧にこなしてた小泉さんをすごいと思う。一年目の自分は小泉さんをトラップ上手い先輩だな、ぐらいにしか思ってなかった事が恥ずかしいし、あの人が四年かけて積み上げたものに(もしかしたらサッカー人生すべてをかけて)残り二年弱で追いつける気がしない。

小泉さん、一年目の自分は生意気であんま言う事聞かなくてごめんなさい。今年の終わりに、チームとしても個人としてもいい結果を報告できるように頑張ります。パスと、トラップ。もっともっと上手くなれるよう頑張ります。

練習あとにプロテインを飲んでいる人、何人いますか?

宗は、『プロテイン飲んだら筋肉ついて身長伸びなくなる。だから飲まない』って言っていましたが、それは間違いです。プロテインに含まれているものはたんぱく質やビタミン数種、炭水化物などです。これは普段の食事でも摂るものですので、宗の理論でいくと普段の食事を取っても筋肉がついて身長が伸びなくなります。そもそもプロテインは英語でたんぱく質という意味で、決してステロイドなどのような筋肉を肥大化するものじゃないのです。

プロテインをとるという事で考えて欲しいのは、運動後の30分以内にいかに炭水化物とたんぱく質の補給でいかに回復が早まるかという事。それによっていかに筋肉の疲労を軽減し、次の練習、試合にどれだけ高いパフォーマンスで挑めるかに関わってくるという事です。

例えば、初日の練習のパフォーマンスを100%とします。翌日の練習に同じモチベーションで挑んだとしても、筋肉には疲労がたまっており50%の質にしかならなかった。しかしプロテインをとる事で50%だったものが51%になるかもしれません。この1%の蓄積が10ヶ月ごの最終節での昇格を決める最後のワンプレーに関わるかもしれません。プロテインを摂る事は幾度となく、栄養講習会でアドバイスされている事で、摂らないより摂ったほうがいい事は間違いないです。

仮に『俺はプロテイン飲まなくてもお前より上手いから』っていうのだったら、むしろプロテイン飲んで、もっと上手く強くなって、ア式を一部に導く原動力になって欲しいです。

僕たちはアマチュアですので、自分たちですべてを管理しなくてはいけない。全員で強い集団を目指すのなら、もっとプロテインを飲む人が増えればな、と思いました。

みんなで強くなって東京制覇。関東制覇。

僕は未だに精密機械が苦手です。多分向こう側も苦手です。いつもマネの近くでニヤニヤしながらふざけるし、人が試合してる時にベンチでふざけるし。でもサッカー上手いから何も言えないし。

ただ去年の最終節で金田さんの元で号泣している姿を見たり、今年に入って積極的に練習をリードする精密機械を見て思ったのは、未だに最も苦手な先輩だけど、でも凄い一部昇格を目指して頑張って、熱意をもっている人なんだなって思いました。紅白戦裏での体幹では真っ先に『体幹しようぜ』って言ってくれるし、パスミやトラミを叱責してくれる。未だに苦手な先輩ですけど、尊敬できる部分がこんなにもみつかるとは、入部当初は思いませんでした。苦手ですけどすごい尊敬してます。プレースキックの最高のお手本だし、新人戦期間に『お前みたいなロストしまくってた奴ががよくボール要求できるよな』『動かないでボールを要求されても出せない』っていう言葉は痺れました。あの言葉を受けて、オフ期はオフザボールの動きを自分なりに考えて練習したし、トラップの練習を健也や錬とやった。少なくともあの頃よりは成長できたと思う。未だに苦手な先輩ですけど、精密機械みたいな後輩の成長を促してくれる『先輩達』とサッカーできるのも今年で最後。吸収できるものは吸収し尽くして、学べるものは学び尽くして引退させてあげたい。もちろん一部昇格という結果とともに。

精密機械が引退する前にはサシでご飯を食べに行きたいです。

最近の出来事

バックナンバーは2度と聴かない。クリスマスソングはトラウマもの。

帰国会にて、執着分散理論の効果を再確認。

過去の記事

一橋大学ア式蹴球部 

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